痔瘻(痔ろう)の手術をすることになりました

こんにちは、我です。

タイトルの通り、痔瘻の手術をすることになりました。
喫煙者かつ酒飲みの方は一定の割合で同じように痔瘻になってしまっている方も居ると思うので、痔瘻手術の手術前から手術後まで、この禁煙日記でカテゴリーを分けて記録しておきます。

このカテゴリーはすでに痔瘻を患っている方向けなので、痔瘻の説明は省き、1回目のこの記事ではまず、手術するに至った経緯などを書いておきます。

1.痔瘻歴は7年半

まず我の痔瘻歴ですが、なんと7年半でした。笑

いや、笑い事じゃないかもしれないのですが、7年半もの間、下痢をするとケツが腫れて激痛。最初の頃は肛門科に行って切開してもらってましたが、痔瘻開通から1年後からは自分か彼女に消毒した針を渡して、自分たちで穴を開けて膿を出すというお医者さんからは絶対に怒られる治療を施してきました。

この禁煙日記で最初に書いた「はじめに」という記事が2018年なのですが、その日記によると2017年10月頃に開通し2018年8月にはもう自分で穴を開けていたようです。

2.なぜ今さら手術する決心をしたのか

結論から言うと、
・放置していると稀にガン化するリスクがある
・今の箇所の痔瘻がほぼ毎週のように膿が溜まって腫れる
という2つの理由が大きいです。

稀にガン化するというのは前々から知っていましたが、まぁ大丈夫だろうと思っていたものの、10年、15年と放置したらさすがにリスキーかなと思い始めていたのがここ1,2年。どっかのタイミングで手術しようかなぁと思い始めてました。

そして実は、今の痔瘻は3個所目なんですね。一般的には痔瘻は自然治癒は基本的にすることなく、手術だけが唯一の治療法と言われていますが、マジで2個所は勝手に活動がなくなりました。

これは先日肛門科で見てもらって確信したのですが、お医者さんも我の穴に指を突っ込んでグリグリと確認し、「あれ、ほんとにこの2つはもう閉じてるというか、活動してないかも。」という結論に至っています。

それで3個所目なのですが、ここが2年前ぐらいから活動している痔瘻で、こいつがホントに厄介。タバコを吸ってた時よりも圧倒的なハイペースで炎症を起こす穴でして、2週間に1回か下手すると毎週のように膿が溜まって腫れます。

しかも、お酒を飲まず、下痢もせず、食事にも気を使っているタイミングでもそうなりました。

完全に痔瘻を落ち着かせるために2週間酒飲まず、下痢しないように気を使い、椅子に置くクッションも高いのを買い、毎日ストレッチもして、とあらゆることを試したけど普通にウンコしたら腫れました。

これを受けて、もうさすがにこの頻度で腫れるのは手術しなきゃ無理だなと思って、病院に行ったのでした。

3.手術について

痔瘻の手術にはメジャーなのが3つあるのですが、今回は「Lay Open(切開開放術)」と呼ばれる一番確実だけど、一番肛門の機能へのダメージが高い可能性がある手術方法を予定しています。
※この辺のリスクについては痔瘻の場所やお医者さんによっても意見が変わるので、よく調べる+セカンドオピニオンを求めるのも良いかと思います。あくまでも我のケースとして書いていくので参考程度にしてください。

今回手術するのが3個所できたうちの最新の1箇所。以前にできて数年間何も起きてない2箇所はまた活動再開する可能性はゼロじゃないけど、いったん様子見をするということになっています。そのため、最新の1箇所の位置を見て、浅い箇所なのでLay Open法で切開しても肛門機能の低下はそこまでないだろうという見解でした。

正直なところ、シートン法というゴムを通して締め付けていく手術法の方が肛門機能の低下が少ないと言われているので、そちらの方が良い気もするのですが、シートン法だと長期間の治療が必要というのが少し厄介なんです。

シートン法はおしりの穴からゴムを入れて、痔瘻の管を通ってきてゴムを結ぶ手法なのですが、これだと3ヶ月~半年とか完治までかかるんですよね。

別に毎日自宅に居て仕事してるのでケツにゴムがあっても良いんですが、ウンコする度にゴムを清潔に保つためにシャワーを浴びたり、それをサボって不衛生な状況で他の病気になったりするリスクもなくはない。

再発率はLay Open法でもシートン法でもそんな変わらないようなので、だったらまぁお医者さんがやりたい方でやってもらえば良いかなぁと思った次第です。

あと、シートン法の方が技術が必要でLay Open法の方が単純な切開でお医者さんに求められる技術もやや低いと言われています。これはお医者さんの前では言えませんが、家からすぐちかくで日帰り手術ができるところを選んだ関係で、そこまで技術高そうではないんですよね。笑

なので、そういった点も踏まえてLay Open法でも良いかなと決断しました。

ただですね、我の場合は痔瘻の場所が浅い+自分で見てもケツの穴から結構離れていてそこを切開して取り除いても、多分ケツの締まりにはそこまで影響しないだろうな、と思える場所だからこういう決断にしました。

前にできた2個所の痔瘻はかなりケツの穴に近いので、もしそこを手術するとなったら医者がなんと言おうと絶対にシートン法で手術してもらうようにお願いしていたと思います。

ここらへんは本当にケースバイケースなので、ご自身の痔瘻とお医者さんに合わせて決めるのが良いです。

4.大腸検査

さて、病院に行ったのが先週で手術がもう来週というスケジュール感なのですが、手術の前に大腸検査もすることになりました。

最初の痔瘻開通したのが25歳、それから3箇所を開通させ現在32歳なのですが、この年で3つも痔瘻が出来ちゃうのは大腸に何かしら病気があるかもしれないよ。とのことで、手術前に大腸検査もします。

せっかく痔瘻を取り除いても、大腸の病気が原因で痔瘻が多発しているとしたら、手術してもまた痔瘻が出来るだけですからね。

大腸検査はケツから管を入れてカメラで見るらしく、胃カメラなどを含めてやったことがないためちょっとビビってます…。笑

ただ、個人的には口から入れる胃カメラよりケツから入ってきた方がまだマシかなと思っているところ。一応麻酔も打てるみたいなのですが、大腸検査の4日後に痔瘻手術があり、痔瘻手術は脊髄麻酔を打つらしいんですね。

なんか1週間で2回麻酔打つのは体に悪そうだし、麻酔を打つと病院で数時間休まないと行けず、帰る時間が遅くなるので大腸検査はシラフで行ってもらうことにしました。

これも痛かったかどうか、今度日記に書いておきます。

5.手術当日まで

10日に大腸検査、14日に痔瘻手術なのですが、手術の方は特別なにかしておくことはないみたいです。

ケツの表面とその奥にある痔瘻の管を切開で切り取る感じなので、体の内部のことはあまり関係なく、前日の食事に少しだけNGなものがあり、手術当日の朝食は食べないでね。というぐらい。

病院に9:30とかに行くので、普段から朝食取らない我としてはなんの問題もありません。

大腸検査の方はちょっと準備が必要で、大腸の中を空っぽにしていく必要があるみたいです。

前日は具なしのうどん、雑炊、水分以外は食べないでください、とのことですね。絶食じゃないのでこれも許容範囲。

大腸検査当日はちょっと面倒で、朝5:30に起きてから貰ったドリンクを指定された感覚で1Lぐらい飲み干す必要があります。これは胃の中のものを出しきるドリンクのようで、何回もウンコしに行ってケツから出るのが水だけになるまで数時間かけて飲み干す模様。

これがちょっと面倒ですが、腹痛がどれくらいあるのか否かはまたレポートします。

6.その他

という感じでですね、ひとまず大腸検査前日までは特別なにかすることもなく、意外とこんなもんか。と思ったり。

初めての大腸検査と手術でちょっとドキドキですが、痔瘻手術を検討している方の参考になるように手術当日の様子と術後についてもお楽しみに!

それでは今日も1日、乗り切るところから。

コメントを残す