禁煙19日目 – 臨界点を突破した我、タバコ吸う

どうも皆さん、こんばんは。我です。

これまで禁煙を続けてきて、たまに来る喫煙欲にも負けず19日目に突入した人生初の禁煙であったがタイトルの通りついに吸ってしまった。

19日ぶりにタバコを吸って1時間ほどが経過してこのブログを書いているのだが、驚くほど心は穏やか。久々の静寂を手に入れたかの如く優しい気持ちでキーボードを叩き、何かから解放されたかのような気持ちにもなっている。不思議とそこまで罪悪感は今のところなく、また今から禁煙を頑張ろうという軽めな意欲があるぐらいだ。

たぶん、このままの気持ちではいつか普通に吸い始めてしまうと思うので気を引き締め直さないといけないのだけど、17日目の日記に書いたように今までタバコで解決していた小さなイライラが起きた時の対処法を見つけない限り、定期的にストレスの限界を迎えたら吸ってしまう気がしている。

今回、ここまで続けてきた禁煙が終わってしまったのはブログを見返してもわかるのだけど、この1週間相当なストレスがかかっていたのと小さなイライラを解消できず全て蓄積してしまっていたのがまず大きな所。自分でも気付くぐらい小さなことがイライラしていたし、前までなら1本タバコを吸って深呼吸したらすぐに切り替えて次の仕事に取り掛かれていたような時でも貧乏ゆすりをしながらずっと気にしていたこともあった。

いったんストレスフルな事案が落ち着いて、切り抜けられたと思っていたのだけどストレスはしっかりと溜まっていたようで今日の夜にちょっとしたことでイライラして怒ってしまい、その瞬間に臨界点に達し吸ってしまいたいと思ったのと同時に「あぁ、またこんな小さなことで怒ってるわ自分・・・」と情けなくなって、もうこんなんだったら1本吸ってしまってイライラも気持ちもリセットして切り替えよう。というニコチン依存症の思考に陥ってしまったのである。

かなりの時間最終的に吸うか吸わないか何度もため息をつきながら考えていたのだけど、もう我慢するほどのメンタルの強さは残っていなかった。そして、吸うと決めたらその1本を最高に美味く吸ってしっかりとタバコをまた封印すると心に誓い喫煙の準備に取り掛かった。

まずは冷えた缶コーヒーを買う。灰皿をキレイな状態でセットする。リステリンで口の中をキレイにする。水で喉を潤す。パンツ一丁になる。これで準備万端。

ちなみに、PCデスクで吸ってしまうといつも座る所なので、明日以降に同じ場所で禁断症状が出てくる可能性を踏まえこの1本は換気扇の下に別のイスを置いて吸うことにした。

換気扇を付け、19日ぶりにタバコを咥える。そして待望の着火。ボゥッ
ゴホッゴホッ さすがに19日ぶりのタバコとなると匂いもニコチンもきつくてマズい・・・・

なーんてことは無い。少し煙の臭いが強く感じるが、以前と同じあのタバコの味だ。いやむしろ、以前よりも美味く感じる。いわゆるヤニクラは意外にもせず、ゆっくりと体にニコチンが染みわたるような感覚がする。今週溜まりに溜まったストレスが浄化されていき、一口ごとに落ち着きを取り戻していく。パサパサになった口の渇きを缶コーヒーで潤す。これだ。やっぱりこれだな。

コーヒーとタバコ、この組み合わせが何よりもストレスを解消してくれる。なぜ我はこれまでこんなにも気持ちの良いものを我慢していたのだろうか。一口吸うだけでこんなにも気持ちが楽になるものをなぜ辞めてしまっていたのか。あぁ、やっぱりタバコって美味いね。健康でいられなくなってしまったから、タバコをやめようと決断したもののストレスで体を悪くするならばたまには吸っても良いかもしれない。そんな風に思ってしまう。

ゆっくりと19日に渡って耐えた日々を思い出しつつ、大事に大事に1本を吸っていく。一口吸ってゆっくりと肺に入れて、じわじわと吐き出す。超高級な肉を味わうが如く、しっかりとひとくちごとに味を噛み締めながら吸い終わる。

ふぅ

吸い終わってみると、不思議なほどに気分が落ち着いていた。吸ってしまった罪悪感もそれほど強くなく、また今から頑張ろうという前向きな気持すら湧いている。

蓄積してきたストレスを一気に浄化し、前向きな気持にリセット。どうしても限界だったのだから、しょうがない。そう自分に言い聞かせてまた今から禁煙を決意する我であった。

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